報恩講を勤めました

ご報告が遅くなりましたが、2022年11月3日(文化の日)11時から、念速寺本堂にて報恩講を勤めました。

本堂へのご参詣とインターネットからのご参加をいただきました。皆さま、ありがとうございました。


皆さまと一緒に正信偈と和讃の勤行をした後、今回は正信偈の概要をお話ししました。

皆さんと一緒に正信偈を勤められるのは嬉しいことです。


前回は「浄土真宗の話を聞くというのはどういうことか?」という話をしましたが、今回は正信偈について話をすることになりました。

正信偈(しょうしんげ)は親鸞聖人が書いた信心(しんじん)の表白(ひょうびゃく)です。

表白というのは、信仰の告白、信仰宣言といったらいいでしょうか。


「私は阿弥陀さんを信じて生きていきます」という親鸞聖人の思いを、歌のかたちで表現されています。

それがどのような内容なのか、今回は概要をお話ししました。

詳しい内容は、またご法事の時に皆さんにもお話ししていきたいと思います。


今回は正信偈が書かれている『教行信証』(きょうぎょうしんしょう)の坂東本(ばんどうぼん)と専修寺本(せんじゅうじぼん)のレプリカを同時にご紹介しました。


こちらも本堂で保管しておりますので、お参りやご法事の際にぜひ手に取ってご覧ください。


それから新しくなった書院をご覧いただけるように、内覧会も開きました。

以前の和室で使用していた床の間や雪見障子、新しく設置された山号額や欄間、仏像などを皆様にご覧いただきました。


今後はご法事のお斎会場として、また法話会の会場として皆さまに足を運んでいただけるように準備してまいります。

またのお参りをお待ちいたしております。

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