お寺からグリーフを届けたい
グリーフについて学んだお坊さんが、皆さんに学んだことを発表する場を開きます。
大切な人、大切なもの、大切なことを失った時、私たちは心の変化や体調の浮き沈みなど様々に反応します。
私たちは悲しみにくれることは悪いことで、早く日常を取り戻すことを良しと考えてしまうことがありますが、怒りや安堵など様々な感情があふれてきたり、思い出してしんどくなることは自然なことで、そのありのままの自分を大切にしていこうとするのが、グリーフという考え方です。
泣いても故人は喜ばないと言われてショックを受けた。
長く介護をやってきた家族が亡くなって、ほっとしている自分に罪悪感を覚える。
家族が自死・自殺で亡くなった。親戚に病気で亡くなったことにしようと言われてどう受けとめたらよいかわからない。
グリーフというのはとても新しい概念で、ご存じない方も多いと思います。今まで私たちは喪失体験から生まれてきた多くの感情や思い出を、無理やり忘れようとしたり、こんなことは誰にも言えないと思って心の奥にしまってしまったり、ないがしろにしてきたように思います。
そうやって見過ごされてきたものに光を当てる場を開きたい。
それによってありのままの自分をありのままに表現できる社会にしていきたい。
グリーフには、今の私たちに足りない要素がたくさんつまっていると私は思います。
下記に日程のみ告知しておきます。
さらに情報が決まりましたら、改めてお知らせしますのでぜひご予定ください。
11月20日(金)18:00~20:30
場所や開催方法(オンライン・オフライン)については現在協議中です。
0コメント