2024.03.28 08:55春彼岸会を勤めました皆さま、こんにちは。去る3月20日(春分の日)に令和6年念速寺春彼岸会兼永代経法要を勤めさせていただきました。Zoomからのお参りの方も含めまして、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。天気がどうなるか少し心配していましたが、何とか法要の間は雨にならずに迎えることができました。夕方からは雨になりましたので、お手伝いいただいた皆さまは足元の悪いなかをお帰りいただくことになりましたが、皆さまのご協力もあり、無事に終了することができました。改めて御礼申し上げます。コロナが始まって以来、お斎(「おとき」と読みます、お食事のことです)が中止になっていましたが、久しぶりに多くの皆さまに召し上がっていただくことができました。ご案内状が間違っておりましたので...
2024.03.20 23:37本日、春彼岸会法話を上映します皆さま、おはようございます。春彼岸会兼永代経法要のご案内の表記が間違っておりましたので、本日は維持費とご志納の受付とともに、本堂で法話の録画を上映いたします。10時30分から 令和5年 報恩講の法話11時から 令和6年 春彼岸会(昨日の法話)お弁当は賞味期限がありお渡しできませんが、代わりにお茶とお菓子をご用意いたしますので、書院でお召し上がりください。どうぞゆっくりお参りください。
2023.10.26 10:49報恩講のお知らせ皆さま、こんにちは。急に寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。来月の3日(文化の日)に報恩講をお勤めいたします。親鸞さんのご命日は11月28日と言われていますが、その28日までの1週間にわたって、京都の東本願寺では7日間の法要が勤められます。同じように浄土真宗のそれぞれのお寺でも、そのご命日の近くの日程で報恩講が勤められます。「報恩」は、恩(おん)に報(むく)いると書きますが、何の恩に報いるのかというと、親鸞さんが出遇(であ)った阿弥陀仏(あみだぶつ)の念仏の教えに私たち一人ひとりが出遇うと、自然と念仏(ねんぶつ)を申(もう)して阿弥陀仏のご恩に報いようという気持ちがわいてきます。そうして阿弥陀仏を信じる心を賜った者が、親鸞さんのご命日をご縁とし...
2022.02.06 04:57開教者会報恩講のご案内皆さん、こんにちは。本日も法話会のご案内です。今月の20日(日)に首都圏大谷派開教者会主催の報恩講が予定でされています。開教者会というのは、新しくお寺を立ち上げようとされているお坊さんたちの会で、いずれはどちらかの地域で真宗大谷派のお寺を建てて、仏法(ぶっぽう)、教えをひろめようと志していらっしゃる方々です。全く人間関係がないところから、一人ひとりとご縁を結び、一つのお寺として立ち上がっていくわけですから、そのご苦労も大変なことと思います。今回の法話会は、そんな開教者の皆さんが主催の報恩講です。
2021.08.13 11:48写仏の会を開きました。2021年7月25日(日)15時から、本堂にてコロナ感染症対策をした上で写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。今回は皆さんもよくご存知の不動明王(ふどうみょうおう)です。親しみをこめて「お不動さん」という呼び方のほうが聞いたことがあるかもしれません。不動明王は各地各宗派に伝えられているので、日本全国でお参りすることができますが、まずこの忿怒(ふんぬ)のお顔が特徴的です。国宝として伝わる不動明王もあって、有名な仏像は青・赤・黄のお不動さんです。それぞれ伝えられているのは、京都青蓮院(しょうれんいん)、高野山金剛峰寺(こうやさんこんごうぶじ)、滋賀県三井寺(みいでら)です。黄不動さんは立っている姿なので、今回の写仏は青不動さ...
2021.06.22 16:02写仏の会を開きました。2021年6月20日(日)15時から、コロナ感染防止対策をした上で写仏の会を開きました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。今回は写仏あり、写経あり、正信偈のなぞり書きあり、皆さま思い思いの時間を過ごされていました。私は写仏で、迦楼羅(かるら)像に取り組みました。初めて聞く名前でしたが、国宝に指定されている仏像です。有名な迦楼羅の仏像は、奈良の興福寺(こうふくじ)と京都の三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)にあります。興福寺では八部衆(はちぶしゅう)のうちの一人で、三十三間堂では二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)のうちの一人です。いずれもインドのヒンズー教に登場する鳥の神様が仏教に取り込まれ、頭は鳥で体は人の姿をした仏像として伝えられていま...
2021.06.10 17:54同朋の会(Zoom)を開きました。2021年6月6日(日)15時から本堂にてZoomを使って同朋の会を開催しました。ご参加くださった皆さまありがとうございました。コロナ禍でも輪読会を開催できるように、初めてZoomを活用することとなりました。使い方に慣れていないので輪読になかなか集中できませんでしたが、「歎異抄(たんにしょう)」について書かれた三明先生の本を読み終えました。親鸞さんの教えでは、自力(じりき)を捨てて他力(たりき)をいただくことが大切であると説きます。その他力ということを正しく理解して、自分の問題として腹に落ちないと、お念仏の教えは絵に描いた餅になってしまいます。今回読んだ部分には、お念仏の教えを聞いてすでに知っているにもかかわらず、教えを信じることのできない人間のやっか...
2021.04.21 14:29同朋の会を開きました。2021年4月11日(日)15時から本堂にて、同朋の会を開きました。前回に引き続き、三明先生の本を読んでいきました。本の主題は歎異抄(たんにしょう)ですが、今回の部分は『大無量寿経(だいむりょうじゅきょう)』の言葉がよく引用されていました。輪読後、「成仏(じょうぶつ)」ということについて語り合いました。親鸞さんは、私たち人間は生きているうちに仏になることはできないが、仏を信じる心が生まれれば、今、仏になることが決まると言います。私たちは煩悩で満ち満ちた凡夫(ぼんぶ)で、煩悩を滅しなければ仏になることはできません。煩悩を滅するためには、戒律を保ち、八正道(はっしょうどう)を実践し、すべての修行を完成させなければなりませんが、その修行を重ねることも容易では...