2021.04.26 13:00写仏の会を開きました。2021年4月18日(日)15時から本堂にて、写仏の会を開きました。今回も多くのご参加をいただきありがとうございました。今回は写仏と写経に取り組みました。写仏は地蔵菩薩(じぞうぼさつ)、写経は親鸞さんの著作である「正信偈(しょうしんげ)」の写本です。まずお地蔵さんからですが、古くから子どもを守ってくれる存在として皆さんから親しまれています。死後の世界で、次の生まれ変わり先が決まるまでの49日の間に、白い着物に草履を履いて六文銭を携えて死出の山(しでのやま)を越え、三途の川(さんずのかわ)までやってくると、大人は川を渡るわけですが、幼くして死んだ子どもたちは、賽の河原(さいのかわら)で石を集めて塔を作り、仏や親を供養しようとします。でも作ると鬼がやってき...
2021.04.21 14:29同朋の会を開きました。2021年4月11日(日)15時から本堂にて、同朋の会を開きました。前回に引き続き、三明先生の本を読んでいきました。本の主題は歎異抄(たんにしょう)ですが、今回の部分は『大無量寿経(だいむりょうじゅきょう)』の言葉がよく引用されていました。輪読後、「成仏(じょうぶつ)」ということについて語り合いました。親鸞さんは、私たち人間は生きているうちに仏になることはできないが、仏を信じる心が生まれれば、今、仏になることが決まると言います。私たちは煩悩で満ち満ちた凡夫(ぼんぶ)で、煩悩を滅しなければ仏になることはできません。煩悩を滅するためには、戒律を保ち、八正道(はっしょうどう)を実践し、すべての修行を完成させなければなりませんが、その修行を重ねることも容易では...
2021.04.17 13:56春ですね。(ブログ)皆さまこんにちは。久しぶりにブログを更新します。昨年の年末から、客殿の荷物整理と引っ越しに追われて1月が過ぎ去り、2月は起工式に追われ、3月は塀工事開始とお彼岸でバタバタ、それが終わったら子どもの入園と入学がやってきて、あっという間に4月も中旬になってしまいました。ホームページの更新も後手後手になっていてすみません。新しい環境に飛び込んで、子どもたちなりに興奮したり緊張したり、なかなか集中力が続かないわが子たちも何とか頑張ろうと一生懸命やっているようで、毎日疲れて帰ってきます。こんな日程をこなせるのだろうか?お友達と仲良く遊べているのだろうか?と私も不安になったり心配したりの毎日ですが、むしろ子どものほうがひょうひょうと登園・登校し楽しんでいるようです...
2021.04.17 13:13写仏の会を開催しました。2021年3月28日(日)15時から、コロナの感染対策をした上で、写仏の会を開きました。今回はたくさんご参加いただき、ありがとうございました。久しぶりの方、初めての方、続けて来て下さっている方、それぞれいろいろな思いをもってご参加いただいたように思います。今回は皆同じ作品ではなく、思い思いの仏さまを選んで写仏しました。私は弥勒菩薩(みろくぼさつ)です。弥勒さんは、お釈迦様が亡くなられた後、この世界から仏がいなくなってしまって悲しんだ仏教徒にとって希望となる「次の仏」として親しまれています。お釈迦様滅後、56億7千万年(気の遠くなるような遠い未来)経つと仏になる(「未来仏(みらいぶつ)」)と呼ばれていて、目の前の悲惨な濁世を憂える人々にとっては、わずかな...