(御影堂門:東本願寺ホームページより)
皆さん、こんにちは。
今日は京都の東本願寺にある御影堂門(ごえいどうもん)公開のお知らせです。
今年1月から、東本願寺(真宗本廟 しんしゅうほんびょう)の入り口にある御影堂門が一般公開されています。
通常は閉じられていて、境内地にある同朋会館(どうぼうかいかん)という宿泊施設で、奉仕団(ほうしだん)という宿泊研修の日程中に、清掃奉仕(せいそうほうし)の際、特別に開かれることがありますが、一般に公開されることはありません。
コロナ感染症の影響でなかなか旅行が難しい時期ではありますが、機会がありましたらぜひ足を運んでみてください。
門の上部へ行くには非常に急な階段に登らなければなりませんので、皆さんけがのないように気をつけてくださいね。
階段を上がると、少し空間があって、そこに釈迦如来像(しゃかにょらいぞう)と、両脇に弥勒菩薩(みろくぼさつ)と阿難尊者(あなんそんじゃ)が安置されています。
釈迦如来像は皆さんよくご存じの、世界に仏教を開いたお釈迦様(しゃかさま)です。
弥勒菩薩は、お釈迦様が亡くなられた(仏滅 ぶつめつ)あと、56億7000万年経つと次の仏としてこの世に現れて人々を救うというふうに言われていて、それまでは兜率天(とそつてん)という天の世界で修行をしているとされています。
日本でも弥勒菩薩のいる兜率天に生まれたいと願う人々の信仰もありました。
もう一人は阿難尊者です。
親鸞さんが大切にしているお経の一つに『仏説無量寿経(ぶっせつむりょうじゅきょう)』というお経があります。
このお経は、ある日、阿難というお弟子さんがお釈迦様の姿を見て、「今日のお釈迦様はいつもと違って見えます」と語りかけるところから始まります。
お釈迦様の十大弟子(じゅうだいでし)と言われるお弟子さんの中でも、多聞第一(たもんだいいち)、いつもおそばにいて一番多くお釈迦様のお話しを聞いていたお弟子さんで、美男子だったんだそうです。
期間は、2022年1月8日(土)~3月18日(金)までです。
また、インターネットでの「事前予約優先制」(当日空きがあれば見学も可)になっていますので、申し込みをしてください。
見学時間や料金・申込等、詳しくは以下の「京の冬の旅特設サイト」、またその他の情報は以下リンクの東本願寺の情報をご覧ください。
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