2022.04.05 13:33写仏の会について皆さま、こんにちは。お彼岸が終わって、ほっと一息と思っていたら、あっという間に新学期になってしまいました。子どもたちの新学期の準備だけでなく、レポートの締め切りがあったり、次の報恩講にむけて勉強を始めたり、休みのはずが休みにならない状態です(笑)。さて、写仏の会の更新が滞っていますので、とりあえず日程だけ先にお知らせしておきます。4月17日(日)15時から5月8日(日)15時から6月19日(日)15時から7月以降は決まり次第お知らせします。それから今後の日程は、「年間行事」のページに掲載することとします。「新着情報」のページに写仏の会の更新がない場合は、「年間行事」のページをご覧ください。写仏の会は、写仏だけでなく、般若心経などの写経やぬりえをすること...
2022.01.10 08:29写仏の会を開きました2021年12月19日(日)15時から17時まで、コロナ感染症対策をした上で、写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。今回の写仏は、「伐折羅大将(ばさらだいしょう)」です。皆さんよくご存知の薬師如来(やくしにょらい)、薬師さんを守護する十二神将(しんしょう)のうちの一人です。奈良の新薬師寺に伝えられている国宝の伐折羅大将の像がモデルになっていうようです。この伐折羅大将のような様相の神将がほかにも11人そろっていて、薬の壺を持っている同じく国宝の薬師さんとともに安置されています。この伐折羅大将は守護神で、薬師さんを信仰する人びとを護ってくださる存在ですが、剣を見ると、私はどうしても暴力を想像してしまいます。私は三人の子どもた...
2021.08.13 11:48写仏の会を開きました。2021年7月25日(日)15時から、本堂にてコロナ感染症対策をした上で写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。今回は皆さんもよくご存知の不動明王(ふどうみょうおう)です。親しみをこめて「お不動さん」という呼び方のほうが聞いたことがあるかもしれません。不動明王は各地各宗派に伝えられているので、日本全国でお参りすることができますが、まずこの忿怒(ふんぬ)のお顔が特徴的です。国宝として伝わる不動明王もあって、有名な仏像は青・赤・黄のお不動さんです。それぞれ伝えられているのは、京都青蓮院(しょうれんいん)、高野山金剛峰寺(こうやさんこんごうぶじ)、滋賀県三井寺(みいでら)です。黄不動さんは立っている姿なので、今回の写仏は青不動さ...
2021.01.14 00:00第2回 写仏の会を開きました。1月10日(日)15時から、できる限りコロナ感染症対策をした上で、写仏の会を開きました。今回は私を含めて3人での会になりました。お香を焚いて、阿弥陀さまに手を合わせてから始めました。初心者向けの仏さまを選び、心静かに写仏をした後、少し雑談をして終了しました。今回は釈迦如来(しゃかにょらい)、お釈迦さまと、摩耶夫人(まやぶにん)、お釈迦さまのお母さまを選びました。釈迦如来は肩から上だけでしたが、螺髪(らほつ)という髪の毛の玉がたくさんあり、筆で丸を描くのはなかなか難しかったです。摩耶夫人は両手を広げて立っている姿だったので、長い直線がたくさんありました。いつも姿勢が悪いので、今回は少し姿勢をよくしてやってみようと、長い直線も頑張ってみました。すると、意外...
2020.12.16 00:00写仏の会を開きました12月13日(日)15時から、第1回写仏の会を開きました。初めてなのでどんな感じか楽しみにしていましたが、思った以上に集中している自分がいたり、なぞるだけなのに面白いと思いました。(写真は私が途中まで写仏したものです)少しお香を焚いて、良い香りに包まれながら始めました。今回は、写仏が初めてという人向けに、一般の書店で販売されている仏像をなぞるタイプの本を題材にしました。一緒にご参加いただいたご門徒さんのご希望と同じ観音菩薩を選びました。筆ペンの筆圧具合によって線が細くなったり太くなったりして、ただなぞるだけでもなかなか力加減が難しかったです。後半、正信偈(しょうしんげ)の書写にも挑戦しました。縦書きは右から左方向に進むので、正しい筆の持ち方ができない私...