2022.07.17 12:25写仏の会について皆さま、こんにちは。今日は写仏の会についてのご案内です。今まで写仏の会は無料で開催しておりましたが、冷暖房など経費がかかることも考慮して、今後は冥加金(お布施)として300円を頂戴することといたします。この写仏の会が細く永く続いていくことを願って、このような判断をするに至りました。会の開催のしかたについては特に変更はありませんので、初めての方も、いつもおいで下さる方も、久しぶりの方も、皆さま歓迎です。(念速寺の門徒さまかどうかは問いません)次回は7月24日(日)15時から17時です。<初めて参加される方>書道用の筆、もしくは筆ペン、色鉛筆など、必要な筆記具をご持参ください。●写仏の場合は、こちらにある写仏の本の1ページをコピーして差し上げます。コピーし...
2022.04.05 13:33写仏の会について皆さま、こんにちは。お彼岸が終わって、ほっと一息と思っていたら、あっという間に新学期になってしまいました。子どもたちの新学期の準備だけでなく、レポートの締め切りがあったり、次の報恩講にむけて勉強を始めたり、休みのはずが休みにならない状態です(笑)。さて、写仏の会の更新が滞っていますので、とりあえず日程だけ先にお知らせしておきます。4月17日(日)15時から5月8日(日)15時から6月19日(日)15時から7月以降は決まり次第お知らせします。それから今後の日程は、「年間行事」のページに掲載することとします。「新着情報」のページに写仏の会の更新がない場合は、「年間行事」のページをご覧ください。写仏の会は、写仏だけでなく、般若心経などの写経やぬりえをすること...
2022.02.13 09:29写仏の会を開きました。2022年1月16日(日)15時から17時まで、コロナ感染症対策をした上で、写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。今回は、かの有名な金剛力士像(こんごうりきしぞう)です。
2022.01.10 08:29写仏の会を開きました2021年12月19日(日)15時から17時まで、コロナ感染症対策をした上で、写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。今回の写仏は、「伐折羅大将(ばさらだいしょう)」です。皆さんよくご存知の薬師如来(やくしにょらい)、薬師さんを守護する十二神将(しんしょう)のうちの一人です。奈良の新薬師寺に伝えられている国宝の伐折羅大将の像がモデルになっていうようです。この伐折羅大将のような様相の神将がほかにも11人そろっていて、薬の壺を持っている同じく国宝の薬師さんとともに安置されています。この伐折羅大将は守護神で、薬師さんを信仰する人びとを護ってくださる存在ですが、剣を見ると、私はどうしても暴力を想像してしまいます。私は三人の子どもた...
2021.11.15 15:34写仏の会を開きました。2021年11月14日(日)15時より、本堂にてコロナ感染症対策をした上で、写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。今回の写仏は韋駄天(いだてん)です。もともとは古くインドのバラモン教に登場するシバ神で、それが仏教に取り入れられて仏法を護る神として伝えられてきたようです。釈尊のご遺骨、仏舍利(ぶっしゃり)から歯が盗まれたとき、非常に速い足で追いかけて取り返したというところから、韋駄天走(いだてんばしり)という言葉が誕生したんだそうです。いやぁ知らないことばかりです。釈尊は生前、弟子たちに、私が死んだら遺体への供養は必要ないと言っていたようですが、実は弟子たちは火葬してお骨をみんなで分け合いました。そして各部族ごとに石...
2021.11.15 14:07写仏の会を開きました。2021年10月17日(日)15時から、本堂にてコロナ感染症対策をした上で、写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。今回の写仏は弁天(べんてん)さんです。調べるまで知りませんでしたが、弁天さんは女性なんですね。もともとはインドのヒンズー教の水の神様のようです。よく見かける弁天さんは2種類にわかれていて、腕が2本の像と8本の像があり、それぞれ琵琶(びわ)と武器を持っています。琵琶を持っているほうが、インドの女神さまに近いんだそうで、音楽、福徳、学芸などの神様です。密教で大切にされている『金光明経(こんこうみょうきょう)』に登場する弁天さんは、武器を持っているほうの弁天さんで、戦勝の神様になっているようですが、ほかにも知...
2021.09.12 14:32写仏の会を開きました。2021年9月5日(日)15時より、コロナ感染症対策をした上で、写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。今回は皆さんの進み具合に足並みをそろえようと思って、写仏を一回お休みして写経に取り組みました。写経と言っても、これはお経ではないので、正確には”書写”になりますが、親鸞さんの書かれた『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』の中にある「正信偈(しょうしんげ)」です。写経で有名なのは「般若心経(はんにゃしんきょう)」で、仏教の基本である空(くう)の思想が説かれている短い経典です。文字の量がかなり違うので、般若心経は一回で終わるのに対して、正信偈は何度も取り組まないと終わりません。今回も少し進みましたが、完成するまでにはまだしば...
2021.08.28 09:24写仏の会を開きました。2021年8月8日(日)15時から、コロナ感染症対策をした上で、写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さまありがとうございました。始まる前に少し雨が降り、お天気が不安定な中での開催となりました。全国的に大雨による被害が続き、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。一日も早く日常を取り戻し、安心して暮らせるようになることを願っております。今回も日ごろ感じていることを語り合いながら、なごやかな場になりました。ひと月に一回ですが、自分のことを語る場があることで、小さな自己への気づきがあったり、問題は解決しなくとも気分転換ができたりしています。コロナで家に閉じこもりがちということもあって、上手にストレスを発散する必要があるなと思います。これを読んでくだ...
2021.08.13 11:48写仏の会を開きました。2021年7月25日(日)15時から、本堂にてコロナ感染症対策をした上で写仏の会を開きました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。今回は皆さんもよくご存知の不動明王(ふどうみょうおう)です。親しみをこめて「お不動さん」という呼び方のほうが聞いたことがあるかもしれません。不動明王は各地各宗派に伝えられているので、日本全国でお参りすることができますが、まずこの忿怒(ふんぬ)のお顔が特徴的です。国宝として伝わる不動明王もあって、有名な仏像は青・赤・黄のお不動さんです。それぞれ伝えられているのは、京都青蓮院(しょうれんいん)、高野山金剛峰寺(こうやさんこんごうぶじ)、滋賀県三井寺(みいでら)です。黄不動さんは立っている姿なので、今回の写仏は青不動さ...
2021.06.22 16:02写仏の会を開きました。2021年6月20日(日)15時から、コロナ感染防止対策をした上で写仏の会を開きました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。今回は写仏あり、写経あり、正信偈のなぞり書きあり、皆さま思い思いの時間を過ごされていました。私は写仏で、迦楼羅(かるら)像に取り組みました。初めて聞く名前でしたが、国宝に指定されている仏像です。有名な迦楼羅の仏像は、奈良の興福寺(こうふくじ)と京都の三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)にあります。興福寺では八部衆(はちぶしゅう)のうちの一人で、三十三間堂では二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)のうちの一人です。いずれもインドのヒンズー教に登場する鳥の神様が仏教に取り込まれ、頭は鳥で体は人の姿をした仏像として伝えられていま...
2021.05.18 14:42写仏の会を開きました。2021年5月16日(日)15時から本堂にて、感染症対策をしながら写仏の会を開きました。ご参加くださった皆様ありがとうございました。今回も写仏と写経に取り組みました。写仏は奈良の興福寺で有名な阿修羅(あしゅら)像です。おそらく多くの方が見覚えのあるお顔と思いますが、仏教書で見てみると阿修羅という存在はあまりはっきりとしたことがわからないのです。よく戦いを挑む姿を象徴していると言われますが、善なのか悪なのかはっきりせず、両方の顔をもっているようです。表情にも少し吹っ切れないものを抱えているような、複雑な心境が感じられるお顔です。さて、写仏についてですが、今回は筆の具合がうまくいって、細い線が上手にできました。だいたい腕のあたりがうまくいかないことが多いの...
2021.04.26 13:00写仏の会を開きました。2021年4月18日(日)15時から本堂にて、写仏の会を開きました。今回も多くのご参加をいただきありがとうございました。今回は写仏と写経に取り組みました。写仏は地蔵菩薩(じぞうぼさつ)、写経は親鸞さんの著作である「正信偈(しょうしんげ)」の写本です。まずお地蔵さんからですが、古くから子どもを守ってくれる存在として皆さんから親しまれています。死後の世界で、次の生まれ変わり先が決まるまでの49日の間に、白い着物に草履を履いて六文銭を携えて死出の山(しでのやま)を越え、三途の川(さんずのかわ)までやってくると、大人は川を渡るわけですが、幼くして死んだ子どもたちは、賽の河原(さいのかわら)で石を集めて塔を作り、仏や親を供養しようとします。でも作ると鬼がやってき...